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色々な感じた事の紹介
by ミュージック
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ベン・ハー
ベン・ハー_b0042026_1123087.jpgこれも、私の大好きな映画の一つベン・ハーです。

この時期は、チャールトン・ヘストンが、やけに印象的で、好きなスターでした。
えーと、他の作品も大好きなのですが、今回はこれにしときます。

ストーリーなのですが、簡単に書いちゃいます。
時はローマ帝国時代です。エルサレム地区の名家に生まれたベン・ハーは、親友メッサラ(これがまた憎たらしい役に思えました。)に裏切られ、反逆罪で奴隷となってしまいます。

そして彼はもっと不幸な事が訪れる事になります。
一番大切な母や妹が、不治の病(レプラだったかな?顔やらが、崩れていく病です)に侵されて、隔離され、禁断の場所へと送り込まれるのです。
今から思えば、「ベン・ハー」って、大変な不幸に陥るのですが、あの頑張りぬいた行動には、大絶賛でした。
やがて彼は、名誉を取り戻す為に、ある商人から、名馬を譲り受け、ローマで開かれた戦車競技大会に出場し、メッサラと宿命の対決を迎えるのですが、また、この戦車のシーンが、良かったです。
メッサラの車輪の軸に装備された、ドリルの様な、競争相手の戦車の車軸を破壊するという手段を選ばない攻撃に対し、うまくかわして、逆にベン・ハーが車輪を内側に持って行き、メッサラの車輪を破壊して、見事に勝利します。(記憶違いがあるかもですが、ご容赦ください)

これで、名誉挽回なんですが、宗教的なところも、盛り込まれています。
彼は、イエスキリスト(彼は、知らないのですが)が、十字架を背負わされ、酷い仕打ちを受けて、処刑される為の地に向かう途中で、水を手で汲んで与えるのでした。

やがて、イエスキリストが処刑されたとき、奇跡が起こり、母や妹の病が嘘の様に治るのでした。

やはり、この作品の凄いところは、CGも無い時代ですので、荘厳で見応え充分だと思います。
巨匠ウィリアム・ワイラー監督が、6年半の製作期間と当時での54億円という巨費を投じて完成させたというのもうなずける作品です。

単なる娯楽アクション作品とは、決して思えない出来栄えです。

これも、私のお勧めする作品の一つって言いますか、好きですね。
多分、もうご存知の方が多いと思いますが、観ておられない方は、一度はご覧になってくださいませー。

by Elnest_Mecklinger | 2005-01-29 10:58 | DVD
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